5月の時候の挨拶で、特に使われる単語といえば、
「新緑」ではないでしょうか。
特に「新緑の候」という書き出しは、よく見かけますね。
このページでは、「新緑」を使った5月の時候の挨拶や、
新緑を連想させる5月の時候の挨拶を紹介していきます。
最後に結びの挨拶の例文も紹介していますので、
是非、ご覧になって下さい。
(下に続く)
「新緑」を使った例文
では早速、例文を…
畏まった手紙、ビジネスシーンでの手紙、
ある程度親しい間柄の相手に送る手紙と、
パターン別に分けて紹介していきます!
★畏まった手紙を書く際の例
この場合、
「新緑の候」「新緑の折」といった表現を使うのが、定番です。
例文を作ってみると
「新緑の候、皆々様におかれては、ますますご活躍のことかと存じます」
「眩い(まばゆい)新緑の折、貴社においては益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます」
という具合ですね。
話し言葉風に「新緑」を取り入れるのであれば、
「新緑が輝く季節となりました」
「青空に新緑が映える今日この頃」
「新緑が美しい季節がやってまいりました」
また新緑を思わせる表現として、
「葉桜が美しい季節。皆様におかれましては~」
「春も過ぎ去り、青葉の眩しい季節となりました」
という5月の時候の挨拶もおすすめです。
★ビジネスシーンでの例文
次に5月でビジネスシーンで使う
新緑を交えた時候の挨拶の例文を紹介します。
すぐ上の畏まった手紙の例文と同じでもかまいませんが、
ビジネスシーンである点を活かし、
もっとエネルギッシュかつ現代的な文章にするのも有りです!
一例を書いてみると
「初夏を感じされる新緑に、強い生命力を感じる季節、
皆様方におかれましても、ますますエネルギーに満ち、ご活躍されていることかと存じます」
「初夏の空に映える新緑が眩しいこの頃。
貴社におかれましては、ますますアクティブに過ごされていることかと拝察いたしております」
という風になります。
職種にもよりますが、堅過ぎず、砕け過ぎない挨拶がオススメです!
親しい友人宛ての例文
親しい友人に宛てた時候の挨拶ならば、
上の2つよりも親しみを込めたものにしたいところ。
5月の「新緑」をテーマにするのなら、
以下のような挨拶はいかがでしょうか。
「新緑が美しい季節になりましたね。
〇〇様も同じように、その美しさを楽しんでいらっしゃるでしょうか」
「若い草花の香りが清々しい今日この頃。
若々しく爽やかな魅力をもった〇〇さんのことを思い出し、筆をとりました」
「青葉の香り漂う皐月の風が心地よい日々、お変わりはございませんでしょうか」
「輝く新緑に、初夏の訪れを感じます、お元気にお過ごしでしょうか」
お手紙のお相手と季節を絡めた一文も良し、
シンプルな挨拶に留めるも良し。
親しい間柄ならではの空気感がある時候の挨拶にしたいところです。
時候の挨拶に「新緑」を使った場合の結びの言葉は?
書き出しにて、新緑という言葉を使ったなら、
今度は別の表現で5月を感じさせる挨拶、
もしくは季節問わず汎用性がある結びの言葉でも構いません。
5月という季節取り入れる場合の例文としては、
「過ごしやすい日々が続きますが、何卒ご無理はなさいませぬよう、お気をつけ下さいませ」
「夏へと向かう季節の中、益々ご活躍されることを願っております」
「初夏のエネルギーを浴びて、更にご隆盛されることと期待しております」
などもオススメです!
5月の自然を思い浮かべながら綴ろう
以上、新緑をテーマにした5月の時候の挨拶の例文でした。
少しでも参考になれば幸いです。
慣れてくれば、その季節の様子を思い浮かべながら筆を執ることで、
自然と言葉が浮かび上がってきますよ!