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さくらんぼの育て方~種から育てたい!と思っている方へ!

さくらんぼの育て方って?
種からでも、ちゃんと育てられる?

器とさくらんぼ

さくらんぼを食べたあと、
残った種をふと見て…

「これを埋めたら、育たないかな?」

なんて思ったことありませんか?

私も昔、そう思って、
とりあえず庭に埋めてみたことがあります。

そのさくらんぼの種は、
芽を出しませんでしたが^^;

実はさくらんぼの種は発芽率がとても悪く
食べ終わったものを適当に植えても、
芽が出る確率はとても低いんですね。

じゃあ、プロの方はどうしているのか?

どうしてもさくらんぼを種から、
育ててみたい場合はどうすれば良いのか?

これらを、
この記事ではお伝えしていきます。

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一般的なさくらんぼの木の増やし方は?

木になるさくらんぼ

果樹園などで
さくらんぼの木を増やす場合は、
大抵、「接ぎ木(つぎき)」という手段をとります。

(接ぎ木とは、2つ以上の植物体に
意図的に切断面を作り結合させて、
1つの植物にすることです。
詳しくはこちらのサイトが参考になります。)

果樹園では人気が高い方法ですが、
台木(土台とする木)が必要なので、
一般家庭では実現しづらいでしょう。

次に多いのが「挿し木」ですね。

因みに挿し木でも、
根付く可能性は1割程度
高くはありません。

種から育てる方法は、
発芽率が悪いだけでなく、
実がなるようになるまで年数がかかります。

しかも改良された品種の場合、
種からだと先祖がえりを起こして、
味が落ちてしまうケースも…。

そのため、果樹園などでの
営利目的でのさくらんぼ育成では、
種から植えるケースは少ないのです。

例外として品種改良のときは、
種から育てます。

(挿し木だと当然そのままの性質ですし、
接ぎ木でも遺伝子は混ざらず、
穂木の性質しか受け継がないため。)

「それでも種から育てたい!」という方へ

さて、上記の説明でわかるとおり、
正直なところ、
さくらんぼは種から育てるのには向いていないのですが…。

ここから先は、

「そうはいっても、
さくらんぼの木の枝を手に入れるのも難しいし、
駄目元でやってみようかな…」

という方へ!

まずは「育てる前に知っておいたほうが良い注意点」を、

そして長くなるので記事を分けて、

少しでも「発芽成功率を上げる方法」と、

発芽後、育ち始めてからや、
苗の状態からの
「さくらんぼの育て方」を紹介します。

では早速、最初に知っておいて欲しい
注意点を紹介しますね!

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育て始める前に知っておいて欲しい注意点

可愛いさくらんぼ

さくらんぼを種から育てたい!と思っている人の場合、

やっぱりお目当ては、
その美味しい果実ではないでしょうか?

しかしさくらんぼを実らせるためには、
難関があるのです…。

★自家受粉できる品種でないと1本では実が育たない

まず最初に大事なことですが…

さくらんぼの特性として、
ほとんどの品種は自家受粉しません。

そして受粉しなければ、
花が咲いたあとに、
小さい出来損ないの実が出来るだけ。
食べられるような実はならないのです。

なので近くに開花時期が同じくらいの、
他種のさくらんぼの木を植えて受粉させるか、
花粉だけ購入して人工受粉させる必要があります。

また人工受粉用の花粉を
売っている場所は少ないのが現状です。
しかも必ず成功するわけでもありません。

なので初心者さんは、
自家受粉できる品種を選んだほうが楽でしょう。

有名どころでは、
暖地桜桃(だんちおうとう、暖地さくらんぼ)の他、
紅きらりという新品種(自家結実率15.4~33%)、
それから一部のアメリカンチェリーも基本的には自家受粉できます。

(因みにアメリカンチェリーとは、
欧米発祥のさくらんぼの総称であり、
アメリカンチェリーという品種の木はありません)

特に暖地桜桃は、
「その名の通り、暖地でも育てやすい」
「それでいて病気にも比較的強い」
という特徴もあるため、
初心者でも育てやすいさくらんぼの木と言われています。

ただこの暖地桜桃、
実が小ぶりで味も劣るため、
「食べるさくらんぼ」としては人気がありません。
そのため「食用」としては基本的に売られていないんですね。

(育てやすいので、「苗」は売られています。)

「売っているさくらんぼを買って、
食べたあとの種をそのまま植えたい!」

「美味しいさくらんぼじゃないと!」

という人には向いていない品種です。

他にもステラ、紅きらり、さおりなど、
自家受粉出来る品種はいくつかあります。

もっと詳しく知りたい方は、
こちらの記事をご覧下さい。

★さくらんぼは寒冷地向き

さくらんぼは、
寒冷地で育てるほうが向いています。

暖地だと落下しやすくなるため、
まず上手く実りません。

関東よりも暖かい地域で育てられるのは、
先ほども紹介した暖地桜桃くらいですね。

本格的なさくらんぼ栽培がしたいなら、
ある程度、寒い地域に住む必要があるのです。

★食べたさくらんぼと同じ味のものはほぼ実らない

食用としてメジャーなさくらんぼの多くが、
異種同士で受粉し実を結ぶタイプです。

つまり、そのさくらんぼがなってた木を、
「親の木A」とするなら、
その種は「親の木A+受粉した花粉の木B(別品種)」の遺伝子
受け継いでいます。

なので、
「親の木A」と同じ品種のさくらんぼが成る木が、
生えてきません。

またアメリカンチェリーなどの自家受粉で実を結ぶタイプでも、
他家受粉により実を結んでいる可能性もありますし、
先祖返りを起こす可能性もあります。

なかなか厄介なさくらんぼ育成だけど…

青空とチェリー

いかがでしょうか…

こうしてまとめてみると、

「さくらんぼ育てるのって、いろいろ大変だなー!」

って、
正直、思っちゃいますね^^;

さくらんぼの実がお高いのも納得ですw

でもだからこそ、
育成に成功したときの喜びはひとしお!
になることでしょう。

発芽率の上げ方は
こちらの記事を、

無事、発芽して、
苗くらいまで育ってからの話、
そこから育てる上での注意点などは
こちらの記事(鉢植えでの育成法)を参考に頑張ってみて下さい!

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