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本当は怖いクリスマスローズ?花言葉が持つ「怖さの質」について

咲き乱れるクリスマスローズ

クリスマスローズといえば、人気がある花の1つですね。
冬場に咲く可愛らしい花で、種類もカラーも豊富。

しかしその一方で、
「クリスマスローズは花言葉が怖い」
と言われいるのをご存知でしょうか。

この記事では、

「クリスマスローズの花言葉は何か」

「”怖い”と言われている花言葉について」

「学名も怖いクリスマスローズ」

といった内容について、記載&考察していきます。

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クリスマスローズの花言葉

ザクロっぽいクリスマスローズ

大抵の花がそうであるように、
クリスマスローズもいくつかの花言葉を持っています

それなりに広まっているものだと

・追憶

・いたわり、慰め

・私を忘れないで

・安心させて(不安を取り除いて)

・スキャンダル

・中毒

などですね。

確かに「スキャンダル」と「中毒」は間違いなく怖い言葉です。

その他の花言葉からも、
「じっとりとした粘着質な系統の怖さ」を、
そこはかとなく感じ取れます。

また近年では「合格の花」
なんてふうにも言われていますね。
因みにそう言われ始めたキッカケは花屋のセールスプロモーションです^^;

クリスマスローズの花びら(花弁)に見える部分は、
実は花弁ではなく萼片(ガクヘン)と呼ばれるものなのですが、
この萼(ガク)は落ちないんですよね。
ここから「ガク=学。学が落ちない花」という意味になったのです。

あと、この萼が5つあるタイプが多いことから「5萼(5ガク)、つまり合格!」なんて言うケースも…
どちらにせよ単なる語呂合わせ…^^;

それからレンテンローズという、
クリスマスローズに良く似た植物が持つ
「固い友情」「大切な人」「丈夫」という花言葉が、
クリスマスローズの花言葉として混同されていることもあります。

(日本の場合、このレンテンローズのことも、
クリスマスローズとして売っているところを見かけるので、
混同されるのも無理ないかも…)

「合格」「固い友情」「大切な人」「丈夫」の4つは
今のところ、クリスマスローズの花言葉というわけではありません
しかし将来そうなる可能性はあります。
花言葉を、正式に認定する機関はないからです。

何らかのキッカケで言われ出した意味が、
定着して花言葉に加わっていきますので…
いつの間にか上記4つもクリスマスローズの花言葉になっているかも知れませんね。

話が少し逸れてしまいました^^;

次の章では話を戻して、
クリスマスローズの「怖い」と言われている花言葉について、
由来、個人的な見解、思いを書いていきます。

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クリスマスローズの花言葉が持つ怖さとその理由について

クリスマスローズ ホワイト

クリスマスローズが持つ花言葉の怖さって、
色恋をメインとした人間関係の沼を感じさせるものに偏っています。

もともとクリスマスローズは、
西洋では騎士が恋人に贈る花でした。

戦場に赴く前に大切な人に贈る花…
そう考えるとかなり重みがあるものです。

恋愛とはロマンティックなものですが、
行き過ぎると、さまざまな修羅場を巻き起こします。

今風の言葉と「ヤンデレ」とか「ストーカー」ですね!

そう考えると「スキャンダル」「中毒」以外の花言葉も、
クリスマスローズは怖いのかも知れません…。

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学名も怖いクリスマスローズ

以下、オマケとして小話!

「花言葉が怖い」と言われることが多いクリスマスローズですが、
学名も怖いことを知っていますか?

クリスマスローズの学名は
「Helleborus niger(ヘレボルス・ニゲル)」です。

このうち「Helle」には「殺す」という意味が、
「borus」には「食べ物」という意味があります。

つまり「殺す食べ物」という意味がクリスマスローズの学名にはあるのです…。

実際、クリスマスローズは毒性を持っています
特に根の部分は毒が強く、黒みがかった色です。

摂りすぎると最悪、死に至る可能性もあります。

※クリスマスローズの毒性について、詳しくはコチラ

そりゃ花言葉も怖くなりますねー。
実際に怖ろしい毒を持った花なのですから…。

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ロマンスさと怖さは紙一重

ピーチカラーのクリスマスローズ

以上、クリスマスローズの怖い花言葉についてでした。

個人的に感じた印象を言うなら、
「病的なまでに強い愛情」を表す花言葉ですね。

そこから美しいロマンスが生まれることもあれば、
心を病んでしまい、悲しい展開が起こることもあるでしょう。
更には恐ろしい展開が訪れることも…

いつの時代も色恋は人を狂わせるものです。
近年では「ヤンデレ(病んデレ)」
なんていう造語もあるくらいですからね。

強い愛情は素晴らしいものですが、
暴走は恐ろしいもの

冷静な視点も失わないようにしたいものですね。

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