我が家の玄関には、
小さい柿の苗木があります。
この柿の苗木は、
種から育てることに、
成功したものです。
柿の実が成るまでは、
まだまだ時間がかかりそうですけど…
今の時点でも参考になる部分もあると思うので、
我が家での体験談を交えながら、
「柿を種から育てる方法」を
紹介していきたいと思います。
種を撒く前に確認しておきたいこと
さて、柿を種から育て始める前に、
知っておいてもらいたいことがあります。
◆1.柿を種から育てると、
実がなるまでかなりの年数がかかる。
(5~7年くらい)
◆2.柿は雑種性が高く、
種をとった柿の実と、
同じ味の実が成るとは限らない。
この2点です。
このため種から育てる方法はメジャーではなく、
果樹園などでも、柿は接ぎ木で増やされています。
美味しい柿の実を収穫することが目的なら、
種から育てるのは向きません。
承知のうえで
「それでも良い!」という方だけ
チャレンジしてみて下さいm(_ _)m
では、次の項目からは、
具体的な
「種からの育て方」
の説明に入っていきます!
柿の種は発芽しやすい?
柿を種から育てるとなると、
最初の関門は「発芽」です。
とはいっても柿の場合、
発芽させるのは比較的かんたんです。
実際、我が家で今育てている柿の苗木も、
これといって特別なことはしてません。
もともと
「育てばラッキー!」くらいの
軽い気持ちで撒いたもので、
柿の種を取り出したあと、
軽く洗って庭に埋めただけです。
ただ種が乾燥しすぎると発芽しなくなるのは知っていたので、
他の草木に水をやるついでに、
ときどき水をやっていました。
なので気軽にトライしてみて下さい。
ただし実が十分に熟す前に取った種や、
受精不良の種は発芽しないこともあります。
複数の種を撒き、
発芽したなかから、元気が良いもの選んで育てたほうが良いでしょう。
(残りは間引くことになりますが…)
撒くのに適した時期は、
10月下旬から2月くらいまで。
芽が出るのは春です。
稀に翌春ではなく、
その更に次の春に発芽するケースもあります。
地植えから鉢植えでの管理へ
我が家の場合は、
最初、庭の土にそのまま地植えしていました。
(肥料なども無し)
でも発芽後、
数ヶ月ほどで1度、
枯れそうになってしまいまして^^;
鉢植えに植え替え、
固形肥料を置肥(おきごえ)することで、
元気を取り戻しました。
まだ苗木のサイズなので、
鉢植えに替えてからは、
雨風が酷い日は軒下に移動させることもあります。
この写真を撮った今現在、
種を撒いて1年8ヶ月くらいです。
育てるうえで注意しているのは、
土を乾燥させないこと。
柿は乾燥に弱いので、
夏、晴天の日は朝夕と2回、
水をやるようにしています。
他の季節は、
1日1度、土が乾いていたら水やりをする、
という感じですね。
もともと日本に自生する果樹だけあって、
そこそこ強いです。
ある程度、大雑把な管理でも、
育ってくれますよ。
この先の栽培計画について
(こんな綺麗な柿の実をならせたい)
さて、ここからどう育てるかですが…
柿は大きめの鉢植えなら、
収穫まで育てることが可能なので、
深めの7~8号鉢あたりに植え替える予定です。
庭はそこそこ広さがあるので、
地植えも不可能ではありませんが…
地植えだとサイズの管理が、
ほぼ不可能になりますし、
カラスなどの害鳥からも守りづらくなりますからね。
だいぶ先になるとは思いますが、
実際に植え替えたり、
剪定を始めたら、
また記事を投稿しますね^^