「大葉(青じそ)の種まきって、
どういう手順でやるの?」
「どれくらいの時期に
どんな土に植えたら良い?」
「注意点はある?」
などなど…
大葉の種まきに関する疑問を解決していきます!
大葉の種まき「基本」
大葉の種をまくにあたって、
押さえておきたいのは、
「大葉の種は乾燥に弱く、日光を好む」
という点です。
なので出来れば一晩、大葉の種を水を入れたコップなどに入れ、
たっぷり水を吸わせてから、撒いたほうが良いでしょう。
とはいえ大葉の種の発芽率は高めですから、
あまり神経質になる必要はありません。
★大葉の種をまく環境について
大葉はプランターでも地植えでも育てられます。
プランターの場合は水捌けが良くなるよう、
底に小石もしくは専用のネットを敷いて下さい。
使う土は適当な培養土でOK!
追肥も特に必要ありません。
★大葉の種をまく時期
地域にもよりますが、
だいたい3月下旬から6月上旬まで。
霜に弱いので、
霜が降りなくなってから撒くようにしましょう。
暑さには比較的強めです。
★大葉の種をまくときの流れ
大葉の種をまきたい場所を、
軽く指でなぞって溝を作りましょう。
そこにパラパラとまけばOKです。
このとき密集させてまかないこと。
大葉の種はゴマのように小さいため、
ついつい多く撒きたくなりますが、
発芽率が高いので、少しで十分です。
種をまいたあとは、
土を軽くかぶせてやって下さい。
このとき土をかけすぎると、
種まで日光が届きづらくなるので、
「種が飛んでいかないよう、
上から押さえる程度」
にしましょう。
仕上げにたっぷりとお水をあげて下さい。
★大葉が発芽するまで
発芽まではとにかく乾燥させないようにし、
土が乾いていれば水をあげましょう。
芽が出るまでは、
新聞紙などで覆ってあげるのも手です。
多くの場合、種まきから数日程度で発芽します。
その他の注意点
ここまでに書いたこと以外にも
幾つか注意点があるので紹介してきます。
★注意点その1
大葉は花が咲いたあと、
周囲に種がばらまかれるため、
自然に増えていきます。
特に地植えの場合、
どんどん広がっていくケースも珍しくありません。
このため、あまり広げたくない場合は、
プランターでの栽培をオススメします
★注意点その2
暑さに強く日光を好む大葉は、
真夏の日差しの下でも逞しく育ちます。
(乾燥には弱いため、複数回の水やりは必要)
ただどうも逞しくなりすぎるようで…
茎が太くなって、
「食用」としてはイマイチな味と食感に;;
このため地植えであれば、
真夏の日が当たり過ぎない場所に、
種まきしたいところです。
気楽にまいてみよう!
ここまでいろいろとコツを書きましたが、
大葉は栽培難易度が低い初心者向けのハーブです。
注意点のところで少し触れたように、
花のあとこぼれた種から増えていく程ですからね…。
割といい加減にやっても、
発芽するし、増えていく強い植物なんです。
なので気楽にチャレンジしてみて下さい。