カビが壁にびっしり!
掃除しなきゃいけないんだろうけど、
いったいどうやればいいの!
いつの間にか部屋の壁に生えるカビ。
健康被害はもちろんのこと、
見た目も汚いし、
どんどん広がるし!
なんとか手を打ちたいですよね。
そんなあなたのために、
部屋のカビを掃除する、
効率的な方法を紹介していきます!
壁のカビ掃除用に準備する物
★住宅用中性洗剤
エタノールでは取れづらい、
カビによる汚れを取るためのもの。
汚れを浮かせます。
★消毒用エタノール(少し薄めたもの)
カビの汚れを取ったあと、
しっかり除菌して、モトを断ちます。
★スポンジタワシ
取れづらいカビの汚れは、
これでこすって、
しっかりとります!
★雑巾
洗剤やエタノールを拭き取る役割。
★ゴム手袋・マスクなど
使うのが中性洗剤とエタノールなので、
そこまで刺激は強くない…
とはいえ一応、
保護しておいたほうが良いでしょう。
尚、住宅用中性洗剤の代わりに
キッチン用漂白剤を使う、
エタノールの代わりにお酢…などはNGです。
理由はこちらの記事をご参照下さい。
【要注意】部屋のカビ掃除をする前に!逆効果?ありがちな失敗
さて必要な道具を揃えたら、
いよいよカビ掃除です!
カビを除去する掃除手順
★1.住宅用中性洗剤でカビの汚れを浮かせる
まずは住宅用中性洗剤で、
カビの汚れを浮かせましょう。
貼ってある壁紙が、
凸凹しているタイプだと、
汚れが取れづらい場合があります。
その場合は、軽く拭いたあと
2~3分、洗剤を付けたまま待ちます。
その後、スポンジタワシでこすって下さい。
最後に雑巾で拭き取ります。
これで、ほぼ落ちてしまうはずです。
★2.エタノールでしっかり除菌!
この段階でも見た目はキレイなので、
「カビ掃除終了!」
と思いがちですが、
そこが落とし穴!です。
汚れとしてのカビが落ちただけで、
まだ菌は生きています!
消毒用エタノールを拭きかけながら、
雑巾で拭いて、確実に除菌しましょう。
これをしなければ、
すぐに再発します。
尚、エタノールは
そのままより少し薄めたほうが効果的です。
目安としては
「8:2」くらいですね。
(消毒用エタノールが8です)
これは
「薄めてないエタノールは
蒸発スピードが早過ぎるから」
です。
少し水を加えることで蒸発しづらくなり、
壁紙にしっかり浸透するため、
より効果的に除菌できます。
カビを再発させないために
さてこれで、
壁のカビは掃除されました。
これでひとまず大丈夫です。
ただ除湿や換気に問題がある場合、
何度でも再発すると思ったほうが良いでしょう。
梅雨や夏はもちろんのこと、
最近は通気性の悪い住居が多いせいか、
冬のカビの報告も増えています。
24時間換気扇がある住居であれば、
それは切らずに付けておきましょう。
除湿機などの活用もおすすめです。
また稀にですが、
このページのやり方でカビ掃除したあと、
換気や除湿に力を入れても、
同じ場所に同じようにカビが生えてしまうことがあります。
それも1度や2度ではなく、
何度繰り返しても、壁の同じ場所にカビが…
なんてケースも…
この場合は、
壁紙の裏面にもカビが繁殖している
可能性が高いです。
これを解消するには壁紙を剥がして、
掃除をする必要が出てきます。
個人でやるのは大変なので、
リフォーム業者などに
相談したほうが良いでしょう。