※こちらの記事は
クーラー病(冷房病)対策!職場でも予防を!前編
の後編です。
この記事単体でも読めるようにはなっていますが、
前半も読んでいただけると嬉しいです!
後編では、
「クーラー病対策!日常生活での改善点」
をテーマにお届けしていきます。
クーラー病を防ぐために日常生活から見直そう!
夏場にさまざまな不調を引き起こしかねないクーラー病。
さまざまな事情により、冷房自体の設定変更が出来ない場合も、
日頃の生活を変えればある程度予防できます。
日常生活のなかで出来る対策を紹介していますので、
是非、参考にしてみて下さい。
★ストレッチや運動などで体を動かす
冷えは体の血行を悪くし、
クーラー病としての症状に繋がります。
なので体を動かし、新陳代謝を良くしていきましょう。
別にスポーツジムに通ったり、
毎朝ランニングをしろなんていうことは言いません。
休憩や作業の合間に、軽くストレッチをしたり、
お昼休みにお弁当や社内食堂で済まさず、
近くの飲食店まで歩いていったり…。
それくらいでも効果はあります。
もちろん軽く汗を流せる程度の運動のほうが尚良しです!
特に、長時間同じような姿勢で仕事をしている人は注意してみて下さい。
★栄養バランスが高く体を温める食事を心がける
当たり前ですが、人間の体というのは、
摂った食事で構成されています。
なので体を温める食事をすることや、栄養バランスはとても重要です。
具体的なポイントは以下の通り。
・ショウガなどの体を温める食材を使う
・温野菜スープなどのミネラルをたっぷり補給出来て、
体も温まるメニューを取り入れる
・トマトやキュウリなどといった、
旬の野菜は体を冷やすものも多い。
摂り過ぎないようにする、加熱して食べるなどの注意が必要。
・豚肉などのスタミナがつく食材もある程度は取り入れる
夏場はついついフレッシュサラダやソーメン、冷麺といった、
「さっぱりしていて体を冷やすメニュー」を選び勝ちです。
ただそればかりだと栄養バランスが偏りますし、
体も冷えてしまいます。
意識して改善していきましょう!
★バスタイムで新陳代謝UPとリラックスをする
「冬ならともかく、夏はシャワーで済ませる。
時間もガス代も水道代ももったいない!」
という方は、結構多いみたいですね。
でもクーラー病を防ぎたいのなら、
バスタイムはしっかり湯船に浸かって欲しいところです。
クーラー病の主な症状である
「新陳代謝の低下」と「自律神経の乱れ」。
入浴はこの2つともに効果的です。
ゆったりと湯船に浸かると、
血の巡りが良くなりますし、神経もリラックスします。
ベルガモットやラベンダーといった
「気持ちを和らげる香り」の入浴剤を使えば効果は倍増です!
★良質な睡眠をとる
眠りは人間にとって、とても重要な時間です。
強すぎる冷房や、室外との温度差によって受けた各種ダメージも、
質が高い睡眠をしっかりとれば回復していきます。
出来るだけ良質な睡眠がとれるように、
部屋は出来るだけ暗く、物音も遮断されるように工夫してみて下さい。
アイマスクや耳栓を使うのも良いですね。
また前述した入浴によるリラックスにも、睡眠の質を上げる効果があります。
冷房(クーラー)と上手に付き合っていこう!
以上、クーラー病の対策(日常生活編)でした。
夏場にさまざまな不調を引き起こしかねないクーラー病。
暑すぎる環境だと、仕事も家事もままなりせんから、
もはや冷房は日本の夏に欠かせない存在となってきています。
とはいえ人工的に作った環境は環境で、
また別の問題が出かねないのがつらいところです。
しっかりとしたクーラー病対策がをすることで、
体調不良を予防していきましょう。