ウスネオイデスは、エアプランツ(チランジア)の中でも、
特に人気が高い品種です。
増やして、壁一面をウスネオイデスで覆いたい!とか、
他のエアプランツと合わせてディスプレイしやすいので、
もっとたくさん欲しい!という方も少なくないでしょう。
この記事ではそんな方々向けに、
「ウスネオイデスの増やし方」を紹介していきます。
ウスネオイデスの増やし方!2種類紹介!
ウスネオイデスには2通りの増やし方があります。
種をとって蒔く方法と株分けをする方法です。
それぞれ詳しく解説していきます。
★1.種を利用して増やすやり方
良い環境でウスネオイデスを育成すると、春から夏頃に花をつけます。
花が枯れると種鞘が付き、
それが弾けると中から綿みたいな種が飛び出して来ます。
(外で育てている場合、飛んでいってしまうことも多いので注意!)
この種を水で湿らせたキッチンペーパーやティッシュ、コットンなどで包んで保管しましょう。
何ヶ月か経つと芽が出てきます。
発芽後は水を与え過ぎないように注意が必要です。
与え過ぎても、乾燥し過ぎても枯れてしまうので、
ここから5~6cm程度まで育てるのが、一番の難関かも知れません。
種を利用した増やし方は、なかなか楽しいけれど難易度が高めです。
効率良くウスネオイデスを増やしたいのなら、
次に紹介する株分けで増やす方法をオススメします。
★2.株分けで増やすやり方
ウスネオイデスは花を咲かせたあとに、
そこから新しい根が生えて子株ができる性質があります。
そこで切って、株分けをすればOK!
切るのはハサミでも、手で千切っても構いませんが、
切り口はなるべく清潔にしておきましょう。
株分け後のウスネオイデスは、同じように吊るして育てていきましょう!
このように株分けの適期は、花が咲く春頃かつ、
上記のように花が咲いたあとのところから分けるのが一番なのですが…
管理が上手くいっているウスネオイデスなら、
もっと雑な増やし方でも上手くいく場合が多いです。
例えば下の動画の方。
花が咲いたあとの…などといった点は特に気にせず、
サクサク切っていっていますが、増殖に成功しています。
また「11月に入ってから、株分けをしたけれど順調に育っている」
という方もいらっしゃいます。
あまり神経質に考えず、気軽にトライしてみましょう。
こだわりがないなら株分けで増やしていこう!
以上、ウスネオイデスの増やし方を2つ紹介しました。
特にこだわりがないなら、
株分けで増やす方法をオススメします。
かかる手間も難易度も時間も段違いですからね…。
ウスネオイデスの増やし方は比較的かんたんですが、
増やすと風通しなどを気にする必要も出てきます。
ソーキング時の量も増えますしね…。
特に室内栽培は難易度がやや高めなので、
後々の管理まで考えながら、増やしていきましょう。