初盆の御仏前って、
金額はどれくらいが目安なんだろう?
こういった冠婚葬祭で
包む金額って、
結構悩みますよね。
あとで開封されるわけですから、
自分だけ少なすぎると気まずいですし、
かといって、
あまり多く包むと今後の機会にも、
高めに包む必要が出そうだし、
正直、出費も抑えたい…。
そんなお悩みを解決するために、
「初盆の御仏前の金額はどれくらいが相場か」について、
調べてみました!
供養する方との間柄によって金額が変わる
初盆の御仏前に適切な金額は、
供養する方との関係によって、
大きく変わります。
この次の章で、
一般的な目安を一覧にしていますので、
参考にして下さい。
また初盆の場合、
親族から「提灯」、
もしくは「提灯代(現金)」を
御仏前とは別に用意する習わしがあります。
それについても、
記事の後半で説明していきます。
初盆の御仏前はどれくらいが目安?
幅がありますが、
贈る側が若いほど
「少ない金額でも当然だ」
というふうに思ってもらえる風潮があります。
またお札の枚数が
4(死)や9(苦)枚になることは、
避けるようにしましょう。
「不吉な数字」として、
嫌う方もいらっしゃるからです。
★初盆の御仏前金額・目安
両親:1~5万円
(義両親の場合も同等)
祖父母:1~3万円
姉妹・兄弟1万円
叔父・叔母:5千~1万円
従妹・従妹など:3~5千円
(それ以上に関係が遠い親族もここ)
友人・知人:3千~1万円
友人・知人の家族:2~5千円
仲人:3千~5千円
近隣の方:2~5千円
あくまでも目安ですが、
参考にされて下さい。
★相談するのも手
同じくらいの間柄で、
親しい他の参列者がいるのなら、
相談してみるのも良いでしょう。
金額を揃えれば、
「1人だけ不釣り合いな金額」という事態を
避けることができます。
初盆の提灯代について
初盆の提灯は、
通常の提灯とは違う真っ白なものを用います。
もともとはこの提灯を
親族から、送るのが習わしでした。
でも住宅事情の変化に伴い、
「白提灯をいくつももらっても、
置き場所に困る」
という家庭も増えてきているようです。
このため初盆では、
「親族の人は御仏前とは別に、
不祝儀袋に”御提灯代”と書いた
提灯代を用意して渡す」
という風習に代わってきています。
尚、提灯代として包む金額は、
1千5百円から3千円程度が、
一般的です。
独自の風習が多い地域では確認を
いくら包むべきか、
悩み勝ちな初盆の御仏前。
ここで紹介したのは、
全国の平均的な傾向です。
地域によっては
「御仏前ではなく、お供え物を持っていく」
「現代でも提灯代ではなく、提灯を贈る」
というように違いがある場合もあります。
独自の風習が残っている地方であれば、
事前に確認をとったほうが良いでしょう。