エアプランツのなかでも、一際高い人気を誇るウスネオイデス(別名:スパニッシュモス)。
細く長く伸びていく葉はディスプレイに使いやすいのもあって、
いろいろな場所で見かけることも多いでしょう。
ウスネオイデスの花については、
あまり知られていない傾向にあります。
この記事では、そんなウスネオイデスの花の画像(動画・写真)や花が咲く時期の紹介、
そしてなかなか(あまり)咲かないときの原因についても触れていきます。
ウスネオイデスの花を画像&動画で確認!
画像は常盤植物園で咲いたウスネオイデスの花。
はじめて見たときは、
「黄緑色なので、葉のように色づくのかな?」
と思ったのですが、そんなことはなく。
この色が普通に花びらの色なんです!
ウスネオイデスの花はこのようにグリーン系なうえ、
小さいので正直わかりづらいです。
こちらはウスネオイデスの花や蕾(つぼみ)の動画です。
やっぱりわかりづらいですね^^;
まあ花を楽しむエアプランツではなく、
葉の茂り具合を楽しむエアプランツなので、仕方ないかも知れませんが。
もし自己主張が激しい色(マゼンタとかパープルとか)の花が咲くとなると、
色の相性が出やすい分、一緒に飾るものも気を使いますしね。
でも見た目は地味ですが、香りは結構します。
但し昼間はあまり香らず、夕方から夜にかけて香りが強くなるという性質を持っています。
ウスネオイデスの花の香りを楽しみたいときは、
是非、夕方以降に嗅いでみて下さい。
ウスネオイデスの花が咲く時期は?
ウスネオイデスの花は、春から夏にかけて咲きます。
地域にもよりますけど、4月~5月上旬くらいに咲き始めることが多いので、
花を見てみたい方はチェックしてみて下さい。
ウスネオイデスの花が咲かない!その原因は?
ウスネオイデスの花は、小さいし目立たない色だけど、
数はたくさん咲きます。
しかし
「花が少ししかつかない」
「育てているけど花を見たことがない」
という方もいらっしゃるようです。
この原因として考えられるのは、
ウスネオイデスの状態や育成環境が良くないというものです。
花というのは、基本的に次世代につなげるためのもの。
なので栄養価が足りていない、枯れかけている、環境が合わないという状態だと、
なかなか咲かせづらくなってしまうのです。
長く育てているのに、花が咲いているところを見たことがない、花が咲かないというのであれば、
育て方を見直したいところです。
またウスネオイデスの花はかなり地味なほうなので、
「少しは咲いていたんだけど気付かなかった」
というケースも有り得ます。
ウスネオイデスはぴったりな花言葉をもっている
以上、ウスネオイデスの花についてでした。
小さくて目立たないけれど、
香る花をいくつも咲かせるウスネオイデス。
しかも花のあとには、種鞘が出来、
綿のような種が取れますし、新しい根も出てきます。
ウスネオイデスの増やし方は基本的に株分けですが、
種から育ててみたい人は、
このときに種を取って湿らせたコットンなどで包んでおきましょう。
上手くいけば、数ヶ月で芽が出てきます。
ちなみにウスネオイデスが持っている花言葉は「不屈」です。
控えめで目立たないけれど、
しっかりと数を咲かせて、花としての機能(香りや繁殖)も持っている、
ウスネオイデスの花にはぴったりかも知れません。