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ブルーライトの影響について~科学的根拠はあるの?【後編】

スマホとブルーライト

こちらの記事は、

ブルーライトの影響について~科学的根拠はあるの?【前編】
続きとなっております。

前編をお読みでない方は、
先に前編に目を通していただくことを、
おすすめ致します。

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睡眠障害への影響の科学的根拠は?

睡眠中の猫(睡眠は大事やで)

ブルーライトの影響のなかで、
眼精疲労(またそれによる視力低下)と
並んでいわれているものに、
「睡眠障害の原因となる」
という説があります。

これについても、
ちゃんと科学的根拠があります。

長い間、人間の視細胞は、
光の色を感知する「錐体」と、
暗い所でも明暗を感知する「桿体」
2種類だと思われていました。

しかし近年になって、
第3の視細胞である
メラノプシン含有網膜神経節細胞
(ガングリオンフォトリセプター)
があることがわかってきました。

この視細胞には、
ブルーライトの波長の光に反応し、
体内時計を調節する働きがあります。

そして本来であれば、
朝起きたときに、
自然界のブルーライト(つまり太陽光)を浴びることで、
体内時計がリセット。

その十数時間後に
メラトニンという睡眠ホルモンが、
ピークになるように分泌される仕組みです。

メラトニンの血中濃度が上がると
脈拍や体温・血圧などが低くなるため、
自然と眠くなっていきます

ただ人の体には
ブルーライトのような
強いエネルギーの光を浴びると
メラトニンの血中濃度を下げ、
活動的になる性質
があります。

(本来は
「強いエネルギーの光=太陽」
だったわけですから、
至極当然なことです。)

それなのに夜寝る前に、
至近距離でブルーライトを浴びると、
体内時計がおかしくなるのは、
想像に難くありませんね。

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睡眠への影響はハーバード大学の研究でも示唆

ブルーライトそのものの
研究というわけではありませんが、

「寝る前の読書を、
紙媒体で行うグループと、
タブレット端末で行うグループに分けての研究」

がハーバード大学でされたことがあります。

その結果、
タブレット端末で読書したグループのほうが、
「メラトニン」の分泌量が優位に抑制され、
分泌され始めるタイミングも遅くなったそうです。

情報元(英語です)

同じ就寝前の読書でも、
タブレット端末のほうが影響が大きいのであれば、
やはりブルーライトが
原因に関係している可能性が高いでしょう。

まだまだ議論や検証の余地は有り

ブルーな光

ここまでに挙げたとおり、
ブルーライトが与える影響については、
ある程度、科学的根拠があるものです。

しかし実は

「議論や検証が充分ではない」
「医学的な定説にはなっていない」

状況でもあります。

とはいえ、
スマホやパソコンによって、
目が疲れたり、
睡眠リズムに影響が出ているのは事実
です。

でも

「スマホやパソコンに含まれる
ブルーライト以外の要素が、
原因になっている可能性も考えられる」

とも言われているんですね。

なのでまあ、

「科学的根拠はいろいろ挙げられているが、
研究・議論・検証はまだまだこれから」

と捉えておきましょう。

以上、

ブルーライトの影響ついて、
科学的根拠はあるのかどうか?でしたm(_ _)m

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