いちごって、種だらけですよね!
「1粒に種があれだけついているのだから、
それを元に育てられないだろうか?」
なんて考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いちごのつぶつぶはちゃんとした種子なので、
取り除けば、種にすることが出来ます。
ただ普通の果物の種と違って、
少々取りづらいですよね。
この記事では、いちごの種の取り方を紹介します。
いちごの種!取り方のコツ
いちごの種を取るには、ちょっとしたコツがあります。
それは
「周辺の果肉を乾燥させる」
もしくは逆に
「果肉をふやかす」
ことです。
※厳密に言うと、いちごの赤い部分は「果実(果肉)ではなく茎」なのですが、
便宜上、この記事では赤い部分を果実として説明していきます。
具体的な手順は以下の通り。
【乾燥させるver】
1.いちごの表面を種ごと剥きとる
ニンジンやジャガイモなどの皮を剥く要領で!
2.「1」で剥いたものを、新聞紙やキッチンペーパーなどに貼り付ける
果肉の水分を吸わせるのが目的。
吸水性が高い他のもので代用してもOK!
3.果肉が乾燥して、種が浮き出るのを待つ
大体2日程度で、果肉が乾燥し、種が浮き出てきます。
4.「3」の種を綺麗に洗う
最後に種をキレイに洗って、おしまいです。
少し日数がかかってしまいますが、
取り方自体はとても簡単です。
その日のうちに取りたい場合は、
次に紹介する「ふやかす」方法がおすすめ!
【ふやかすver】
1.いちごの表面を種ごと剥きとる
先ほどと同じですね
2.「1」をきれいな水のなかに入れて放置する
だいたい2時間程度置いてふやかします。
3.種の周りから果肉を取る
果実が柔らかくなっているので、種から外しやすくなっています。
そっと手で取る他、ピンセットなどを使うのも手。
4.取った種を軽く洗う
最後に軽く洗って、おしまいです。
ふやかす方法だと種子に水分がたっぷり吸収されるので、
発芽率UPも期待出来ます。
どちらも簡単な取り方なので、
是非、実践してみて下さい。
ただ採取した種で育て始める前に知っておきたい注意点もあります。
次のページでは、そのことについて説明していきます。