赤ちゃん筆って知っていますか?
生まれてはじめてのカットする
赤ちゃんの髪の毛で作る筆なんですが…
(胎毛筆、誕生記念筆と言われることも)
この間、はじめて行った美容院で
カタログ見掛けて知りました。
「赤ちゃん筆…それいらないのでは?」と
いうのが正直な感想です。
自分の親が作っていたとしたら…
愛されていて嬉しいというより、
「ああ、美容院で
上手く乗せられちゃったんだなー」と
苦笑いしちゃいそうなのは、
私がひねくれているからなのでしょうか^^;
と思ってネットで検索したら、
案外見つかる似たような意見。
もちろん赤ちゃん筆を作るかどうかは個人の自由。
文句を言う気はありません。
でも…作ったあとで後悔している人も、
ちらほらいるみたいなんですよね。
赤ちゃん筆いらない派の意見を、
ちょっとまとめてみました。
赤ちゃん筆いらない派の意見
一口に
「赤ちゃん筆はいらない」といっても、
その理由は人それぞれでした。
なのでパターン別に紹介していきます。
お金がもったいないから
「お金を払って
わざわざ筆という形にしなくてもいい。
記念品としてなら髪一房で充分」
「あとで考えると無駄遣いだった」
といった
「赤ちゃん筆自体は悪くないけど、
それにかかる費用を考えると…」
というご意見。
ちなみに価格は1~2万円のところが多いようです。
気持ち悪いから
辛辣な意見になりますが…
赤ちゃん筆を
「気持ち悪いからいらない」という方々も…。
この気持ち悪いにも、
2タイプあって、
「理解が出来ないから気持ち悪い」と
「人間の髪の毛で
筆っていうのが気持ち悪い」
に分かれていました。
前者については狭量といえば狭量ですが、
人間の仕方ない性質でもあるのでしょう。
(理解できないものを弾こうとする性質は、
善ではないけど、悪もと言い切れない難しい問題です)
後者については、
更に2つに分かれます。
「衛生的な気持ち悪さ」を感じる人と、
「ホラーやオカルト寄りの気持ち悪さ」を感じる人です。
虫が湧くんじゃないかと、
心配している人もいました。
(実際はきちんと処理をするので、
普通に管理していれば大丈夫だそうです)
使い道がないから
「筆って使わない」
「へその緒と同じで結局持て余す」
「記念品なら別のものにすれば良かった」
いわゆる記念品・メモリアルアイテムなので、
使い道がないのは仕方ないけれど…
だからこそ「いらない」という意見が出るのもわかります。
記念品って飾るくらいですけど、
筆は飾るにも地味ですしね…
ちなみに赤ちゃんの髪の毛は、
筆として使うには柔らかすぎて微妙らしいですよ^^;
想像と違ったから
「出来上がりが普通の筆過ぎて…」
「筆を作れる長さと量になる頃には、
髪がある程度かたくなってしまって。
微妙だと思った」
といったふうなイメージと違ったというご意見。
確かに「赤ちゃん筆」とか「胎毛筆」と聞くと、
ふわふわして柔らかくて…
如何にも特別な筆が出来そうなイメージがありますよね。
でも想像ほどではないみたい…。
ただこれに関しては、
選ぶ業者さんやデザイン、
お子さんの髪質の管理によって、
ある程度、克服できるかも知れません。
でも期待しすぎないことですね。
子どもの反応が薄かったから
子どもがある程度、
大きくなってから、
赤ちゃん筆を見せても、
「ふ~ん、そうなんだ」
くらいで終わることが多いみたいです^^;
まあ照れ隠しもあるのかも知れないとはいえ…
親としてはちょっと寂しい
リアクションかも知れませんね。
子どもにあげようとしても、
「いらない」と言われがちなようです。
私はいらないとは思うけど
以上、
「赤ちゃん筆はいらない」派のご意見紹介でした。
個人的には同意できるものも多く、
やっぱりいらないんじゃないかとは思いましたが。
でも親自身のための記念品と割り切ったうえで、
作成するなら良いんじゃないでしょうか。
買って後悔したというタイプの人は、
「(筆自体や子どもの反応に)期待しすぎていた」
というパターンが主です。
なので
「自分自身のための思い出の品、そのための費用」
と思って出すなら、
後悔する確率は低いと思います。
何にせよ、後悔ない決断を…。