草花と身近に触れ合えるガーデニング。
夏の花壇に向いた花は何でしょう?
植える花を選ぶのは楽しく、
そして悩ましいものです。
そんなアナタのちょっとした手助けになるよう、
夏の花壇に適している花の特徴と、
具体的なオススメの花を紹介していきます。
夏の花壇に植える花に必要な要素
夏の花壇に植えるのですから、
まずは暑さに強い必要があります。
また花壇に植えると、
日差しの強い時間に場所を変えるわけにもいきませんし、
乾燥する時間帯だってあります。
なので直射日光や乾燥にも
ある程度、強い花が良いでしょう。
夏の花壇でガーデニング!一年草でおすすめの花
一年草というのはその名の通り、
その植物のシーズンが終わると枯れ、
そのまま終わってしまう、
一年以内の命しか持たない草花のことです。
花壇をシーズンごと、
その年ごとに変えて飾りたい人にとっては、
うってつけの花たちです。
★ジニア(百日草)
開花時期:5~11月
苗の購入期:4~9月
カラー:赤、白、黄、オレンジ、ピンク
開花時期には、
次々と花を咲かせてくれるジニア。
品種や系統が多いだけでなく、
カラーも鮮やかなものが多いので、
花壇をカラフルに彩ってくれます。
次々と花を咲かせるぶん、
栄養が必要となるので、開花中の追肥は忘れずに。
暑さと乾燥に強いだけでなく、
多湿にもある程度の耐性を持っています。
夏のガーデニングに向いた花の1つです。
★センニチコウ(千日紅)
開花時期:7~11月
苗の購入期:4~8月
カラー:赤、白、紫、ピンク
高温や乾燥にも強く
真夏でも元気に咲いてくれる千日紅。
初心者でも比較的育てやすいのもポイント。
また簡単にドライフラワーに出来る花としても有名です。
(下葉を取り除いたあと、
風通しが良い日陰で逆さに干すだけ)
余談ですけど、
「一年草なのに、千日紅って変じゃない?」
と思って思いませんか?
私もそう思って調べてみると、
「ドライフラワーにしても、3年くらい色持ちする」
ところから来ているとのことでした。
★タチアオイ(ホリホック)春撒き 一年草タイプ
開花時期:6~8月
苗の購入期:5、6月
カラー:白、赤、黄色、黒紫色、ピンク
草丈が2メートルを越す、大型の花。
自ら支えるほど茎が太くないので、
支柱が必要になります。
でも丈夫な花なので、特別な手入れは要らず、
水はけさえよければ、土も選びません。
花壇に一列に並べると、
それだけでインパクトが出ますよ。
一年草タイプのものと、二年草タイプのもの、
春撒きのものと、秋撒きのものがありますが、
手軽に楽しめる、春撒きの一年草タイプをオススメします。
タチアオイは寒さへの耐性はイマイチなので、
秋撒きのもの、二年草のものは、
冬越しが大変です。
夏の花壇でガーデニング!多年草でおすすめの花たち
多年草とは、
その植物自身が2年以上生きるグループのことです。
例えば花どころか、葉もすべて枯れてしまっても、
根は生きていて、
翌年にはまたそこから育ち、花を咲かせる…
というタイプは多年草になります。
★センパフローレンス(四季咲きベゴニア)
開花時期:4~10月
苗の購入期:4~9月
カラー:赤、白、ピンク、オレンジ
夏の花壇の主役。
ベゴニアには幾つかの種類がありますが、
このセンパフローレンスが、
もっとも丈夫かつポピュラーです。
暑さにも寒さにもある程度強いので、
公園などでもよく植えられています。
ガーデニング初心者向きの花です。
★ランタナ・カマラ(七変化)
開花時期:5~10月
苗の購入期:4~9月
カラー:ピンクからクリーム、黄色からオレンジ、オレンジから赤など多様
花の色が変わる時期のある面白い花。
七変化の名の由来が伺えますね。
蝶に好まれる性質を持っているので、
ガーデニングをする人たちの中でも、
バタフライガーデンを作る人たちに高い人気があるようです。
暑さに強く、生命力も高いですが、
霜には弱く枯れてしまうこともあります。
また生命力が強いがゆえに、
広がりすぎるケースも。
なので年中植えっぱなしにはせず、
11月くらいに草丈を短く刈ったあと、
根元側を植木鉢に植え替えたほうが良いでしょう。
もともと挿し木で増やしやすい花なので、
春に花壇に戻せば、また元気に育ちます。
夏の花壇で楽しいガーデニングを!
以上、
私がオススメしたい夏の花壇のお花たちでした。
日射病や脱水症には気をつけながら、
夏の花壇でガーデニングを楽しんで下さい^^