この間、出先で痔(裂肛タイプ、いわゆる切れ痔)になってしまいまして。
家なら、切れ痔用に買ったオロナインがあるんですけど、
あいにく持ち歩いてはおらず…
そこで思い出したのが、コイツです。
メンタームの薬用リップ。
唇が切れたときにも活躍してくれるこのアイテム。
切り傷という意味では、痔だって同じはずです。
なので爪先で削り取って塗ってみることにしました!
(直塗りするとリップとして使えなくなるので…)
この記事では、「塗ってみたときの体験談」と、
「メンタームには痔の薬のような効能があるのかどうか」を紹介していきます!
メンタームリップを痔に塗った体験談
恐る恐る肛門に塗ってみた最初の感想は、
「思ったよりも刺激が強い!」
です。
傷口がヒリヒリ&ジンジンするので、
なんだか不安になります。
逆に悪化してしまう可能性があるのではないかと…。
実際のところはどうかというと…別に悪化はせず、
「気持ち程度、治りが早いかな?どうかな?」くらいでした。
メンタームの成分からみて効果は望めそうか?
メンタームの薬用リップは、
塗り薬のメンタームと、少し成分が違います。
それぞれ見ていきましょう。
メンターム薬用リップ
成分はdl-カンフルとl-メントール。
このうちdl-カンフルには血行の改善、消炎、鎮痛作用がありますので、
裂傷である切れ痔にも効果が期待出来そうです。
また添加物として使われている白色ワリセンにも、
皮膚を保護し、滑りを良くしてくれる効果が期待できるでしょう。
もともとは唇を保湿&保護するための製品なので、
充分な効果は望めないにしても、
切れ痔への応急処置として悪くなさそうです。
メンターム(生活常備薬)
こちらは通常のメンターム。
薬用リップのほうと違って、
dl-カンフル 9.60%、l-メントール 1.35%、ユーカリ油 1.30%と、
成分の割合が書かれています。
またパッケージや商品ページにも、
切り傷に使用できるという記載有り!
切れ痔も切り傷の一種ですから、
効果が期待できるでしょう。
専用品ほど効くわけじゃないけれど
以上、「切れ痔にメンターム薬用リップを塗ったときの感想」と、
そもそも「メンタームに効果がありそうな成分が含まれているのかどうか」でした。
生活常備薬としてのメンタームはもちろん、
薬用リップのメンタームにも、ある程度、効果的な成分が入っています。
但し肛門という部位を考えると、消毒・殺菌効果を含む成分が入ってないのは心配です。
また個人的にはさほど効果は感じなかったのと、
メントールによる刺激が強いので、
「他にないときの応急処置用」くらいかなと。
その後、ポラギノールなどの痔専用薬を使用する、
病院(肛門科・肛門外科。なければ消化器外科や普通の外科)を受診するなどの処置を行いたいところです。