この記事は
「犬の夏の暑さ対策!エアコンなしの場合は?」
の後編です。
よろしければ、前編からお読み下さい。
尚、前編は主に犬向けのグッズ(一部例外有り)を使って、
暑さ対策をする方法となっております。
後編は特別なものは使わずに、
身近なものやちょっとした工夫で夏を涼しく過ごしてもらう方法が中心です!
ちょっとした工夫で犬の夏用暑さ対策をするには?
エアコンなしでも活躍してくれる犬用の暑さ対策グッズは確かに便利!
でもワンちゃんが使ってくれない場合や、
諸事情により購入が困難なケースもあるでしょう。
その場合は、以下の暑さ対策を考慮してみて下さい。
扇風機を使う
犬の暑さ対策について、
よく「扇風機は意味がないよ!」という話を聞きます。
「犬は毛皮で覆われているうえ、ほとんど汗を掻かない。
汗が蒸発するときに起きる気化熱(簡単に言うと汗の蒸発と共に熱が奪われる現象)が起きないので、
扇風機を使っても意味がない」
というのが、その理由です。
ただ…実際には扇風機好きな犬も多いんですよね。
我が家の犬も扇風機をつけると真ん前に陣取ってきます。
また犬も肉球には汗腺(汗を掻くところ)があるし、
鼻や口周りには水分があるので、
人間ほどではなくとも、涼しさは感じているという説もあります。
なので、扇風機もそれなりに有効だと言えるんじゃないでしょうか。
小さいタイプなら、300円くらいでも売っていますので、
それで愛犬の反応を見るのも手です。
風通しの良い日陰に居心地が良い場所を用意する
エアコンなしだと室温はどうしても高くなりがち。
それでも「日光が当たらず、風通しの良い場所」なら、
多少は温度が下がりますし、ワンちゃんが熱中症になるリスクも減ります。
お皿にいれた飲み水を複数用意しておく
犬も人間と同じように、夏場はこまめに水分補給をするのが大事!
犬は確かに人間ほど、汗は掻きません。
エアコンなしなら、部屋の乾燥も起こりづらいでしょう。
しかし犬は暑いと舌を出して体温調整をします。
なので夏季のほうがより多く水分を必要とする点は同じです。
愛犬が飲みたいときに、すぐ飲めるように、
また水が切れることがないように、複数個所に飲み水を用意しておきましょう。
ゴクゴク飲めるように、犬用のお皿に注いでおく方法がおすすめです。
↑こういうボトルから水が出てくるタイプは、
少しずつしか水が飲めないため、
エアコンなしの室内ではおすすめできません。
また水の代わりに
「犬用の熱中症対策ドリンク」を用意する手もあります。
犬専用のスポーツドリンクも販売されていますが、
手作りで用意することも出来ますよ。
詳しくは下記の記事にまとめてあります。
良かったら参考にされて下さい。
水遊びで涼をとってもらう
濡れることに抵抗がない子なら、
水遊びで涼しくなってもらうのもおすすめ!
常にというわけにはいきませんが、
昼間の暑い時間帯に少し体を冷やせるだけでも、
ワンちゃんにとっては嬉しいはず!
ただ水が嫌いな子にとっては、
ストレスになってしまいますし、
安全面を考えると、飼い主さんが側にいてあげなくてはなりません。
ご自身の都合と、愛犬のタイプを考慮したうえで、
問題なければトライしてみて下さい。
エアコンなしでの夏の乗り切りは厳しいけれど
以上、エアコンなしでも出来る犬の暑さ対策でした。
残念ながら、寒さ対策に比べると、手段が乏しいですね…。
ホットカーペットや電気毛布の
クール版があれば良いのですけどorz
地球温暖化の影響もあって、
猛暑が続きやすい近年の夏。
正直なところ、
「エアコンなしでは厳しい地域や時間帯」もあることでしょう。
それでもちょっとした工夫で、
ある程度は暑さ対策出来ます。
是非、当ブログの内容を取り入れてみて下さい。