一人暮らしのお部屋を
大掃除してスッキリしたい!
もしくは
お客さんが来る予定だから、
大掃除しないとマズイ!
というときありますよね。
しかし人間、時間も気力も限られています!
特に掃除が苦手な人、
普段掃除をしない人が大掃除をする場合…
今は
「よっしゃー!やるぞー!」
と思っていても、
その気力は萎えていくもんなんです。
ええ、本当に…(当事者)
だからこそ!
限りある時間と気力を効率的に使うため、
大掃除の順番・手順は大切です。
効率の良さはもちろんのこと、
「途中で投げ出しづらくするための順番」でもありますので、
「掃除が苦手だ」
「なかなか大掃除を完遂できない」
という人たちに特に読んでもらいたいです。
※お部屋の構造は、
一人暮らしで多いと思われる
バス・キッチン・トイレ付の1LDKを想定しています。
一人暮らし向け 大掃除オススメの順番
ではオススメする大掃除の手順を解説していきます。
1.大きい洗濯物を洗濯機へ
カーテン・布団シーツなど、
まだ洗っていなくて、
今日はお天気!という場合は、
今すぐ!洗濯機に入れてきましょう!
一人暮らし用の洗濯機だと、
シーツとカーテン、
両方は入らないなんてこともあるかも知れませんが、
その場合は2度回す覚悟で!
ソファーカバーなどがある場合も、
物干しスペースの許す限り洗いましょう!
そして洗濯機が回っている間に、
他を片付ければ良いのです。
大掃除中に飛び交うホコリに
布団シーツやカーテンをさらさずに済むのもポイント!
もちろん洗い終わったら、
そのときしている掃除を中断してでも干しにいきましょう!
(雨天に大掃除をする人は
あまりいないと思いますが、
もしそうなら…
大掃除後の晴れた日に洗うしかないですね)
2.小物をまとめる
あちこちに散らばっている雑貨とか、
脱ぎっぱなしの服とか、
買ってきたまま放置している物とか…
そーいうの全~部まとめます。
家中のものを1箇所にまとめると、
さすがに不都合も出ると思うので、
・リビング&寝室エリア
・浴槽エリア
・キッチンエリア
の3つくらいに分けてまとめると良いでしょう。
まとめる段階で
「これもう要らないな」
「完全にゴミじゃん」
と思うものが出てきたら、
ポイッと捨てること!
雑に見えるんですけど、
実はこの工程…すごく意味があります。
まず細々したものをどけると、
掃除がとてもしやすくなります。
それにすごく簡単に出来て、
一時的に片付いたように見えるのもポイント!
片付けが嫌になる人の多くは、
「散らかりすぎていて
どこから手を付けていいかわからない」
「途中で飽きる」
ってパターンが凄く多いんですよね。
(ていうか、私もそうです)
まとめるだけならすぐ出来てわかりやすいし、
部屋の様子がガラッと変化するので、
やる気が刺激されます。
また、掃除をしたあとに、
まとめた物を戻さないといけないので
「途中で投げ出しづらくなる」のもポイントです!
それに集める過程で不用品が明らかになるので、
物が減る=片付けやすくなるのも大きいですよ。
3.水回りを一気に掃除!
掃除の邪魔になりかねない
こまごましたものをまとめたら、
いよいよ本番!
お風呂場や台所、トイレなど…
まずは水回りからまとめて掃除しちゃいましょう。
水回りから手をつけるのは、
汚れが飛び散りやすいし、
掃除道具も似通うのでまとめたほうが良いからです。
エコな洗剤として
・水垢やトイレ掃除→クエン酸
・カビや排水口の脱臭→重曹
が薦められていることが多いですが、
各専用洗剤を使ったほうが手っ取り早いです。
特に重曹は洗剤としては弱めで、
しつこいカビには効果が薄いし、
トイレのアンモニア臭には効かないなど、
使い勝手の悪さが目立ちます。
(重曹とアンモニアはアルカリ性同士なので、
中和が発生せず、臭いが落ちません。
トイレに使うならクエン酸のほうがオススメ!)
また掃除をするときは
「上から下へ」
を意識して下さい。
理由は単純で上の汚れが下に落ちることが多いからです。
お風呂場の天井などは顕著ですね。
またキッチンの水回り掃除のあとは、
コンロ周辺もキレイにしておきましょう。
4.玄関を掃除
土埃・砂で室内が汚れることがあるので、
次にここに手をつけます。
まずシューズなどの履き物をいったん、
新聞紙の上などによけましょう。
その後、下駄箱~玄関タイルの部分を
ホウキで掃いたり、
雑巾で水拭きしてキレイにして下さい。
その後、履き物を戻して玄関掃除終了です!
5.リビング兼寝室などの掃除
水回りの掃除が終わったら、
一番過ごす時間が長いであろう、
リビング兼寝室に手をつけていきましょう!
まず干すスペースがある場合は、
床に敷いているマット類を干します。
次にホコリを被ったものをキレイに!
ミニモップを使う、
ハタキを使う、
ウェットティッシュで拭くなど、
自分に合った方法でホコリを落としていきましょう。
テーブルなどもここで拭きます♪
その後は掃除機の出番!
コロコロ(ロール式粘着クリーナー)も
あると良いですね^^♪
床に掃除機をかけたり、
コロコロで髪の毛などを
取り除いていきましょう。
さっきマット類を干せなかった場合は、
それもキレイにしていきます。
5.窓掃除
雑巾やウェットペーパーなどで、
窓ガラスも拭いていきます。
そのあとでサッシ(窓枠)も拭いていきましょう。
(サッシのほうが汚れていることが多いので、
あとで拭きます)
汚れが酷い部分があれば、
洗剤&スポンジでこすってキレイに。
もし本格的に窓掃除したいなら、
ダイソーの窓掃除グッズがおすすめ!
網戸ワイパー、ガラスワイパー
どっちも売っています!
6.まとめた物の再配置
最後に「1」でまとめた物を、
改めて置いていきます。
同じ場所に戻しても良いし、
これを機に置き場所を
変えてみるのも良いでしょう。
干しているカーテンやシーツ、
マットがある場合は、
それらも戻していきます。
これで一通り終了です!
おつかれさまでした^^
日を分けて大掃除したい場合
ここまでの順番を見て、
「やること結構あるなぁ」
「1日で終わるだろうか」
と不安を感じた人もいらっしゃるかも知れません。
その場合、水回りだけ先にするのも有りです。
水回りだけでもスッキリさせれば
「大掃除した」という実感は得られます。
一人暮らし分のスペースとはいえ、
一気にやると結構疲れますからね。
それでも難しければ、
今日はトイレだけ、
明日はキッチンだけというふうに
エリア別に分けていくのも有りです。
この場合、順番は
「掃除し残したくないところから」
やっていくのが良いでしょう。
でも掃除が苦手な人なら、
もう一度、その気になるのも結構な労力なので…
1日でやり切ってしまったほうが、
結果的に楽かも知れません。
「あとで続きやる」を
やらないままで終わりがちな方も
なんとか1日でやり切ってしまいたいところ。
特に年末の大掃除の場合、
新年に後悔を持ち越しかねません。
「汚れているところから」
大掃除前に確認しておきたいこと
大掃除前に出来れば確認しておきたいことが2つあります。
1つ目はお天気。
洗濯物をしたり、
日干ししたりしたいのはもちろん、
換気しながら掃除をしたいところ。
2つ目はゴミの日です。
大掃除後にまとめたゴミが置いてあると、
せっかく片付けた部屋が
キレイに見えませんし、邪魔です。
天気予報やゴミ出し日には注意してみましょう。
慣れない掃除なら妥協も大事
普段掃除をしない人が大掃除をする場合、
細かい部分が気になって、
いつまでも先に進まない…ということが有りがちです。
落ちにくい汚れ、
あまりに時間がかかりそうな箇所が出て来たなら、
一旦そこは置いておいて、
先に進むことも大切です。
でないとそこで力尽きてしまったり、
時間が足りなくなりかねません。
順番通りに一回終わらせて、
気になる部分があれば、
改めて…というやり方がオススメ!
お掃除グッズの力を借りよう!
専用のお掃除グッズは
一人暮らしの大掃除をグッと楽にしてくれます。
窓掃除のところで、
チラッと書きましたが、
ダイソーには本当にいろいろなお掃除グッズが揃っています。
ただ年末の大掃除シーズンは
売切れていることも多いので注意!
出来れば少し早めに買い揃えておきたいところです。
特に
・キッチンハイター
(お風呂掃除にも使えます)
・ウェットティッシュ
この2つはあると本当に便利!
キッチンハイターは、
しつこい汚れ・カビなどをガッツリ落としてくれます。
ウェットティッシュはあると楽。
雑巾だと洗ったり絞ったりがあるので、
結構面倒なんですよね。
面倒くさがり屋の人には、
かなりオススメです。
(我が家の愛用品)
大掃除に使う用としては、
画像のような除菌効果や
汚れを落ちやすくする成分が入ったタイプや、
大判&厚手のもののほうが使いやすいですよ。
他にも便利なお掃除グッズは
たくさんありますが、
テンション上がって
要らないものまで買わないよう注意…^^;
掃除グッズとはいえ
大掃除で物を増やしすぎるのは本末転倒ですからね。
「よく考えたら、これ要らなかったな」
「○○でも代用出来たわ」
なんていうのは
実によくある話です。
大掃除は大変だけれど
大掃除は大変な作業ではありますが、
やり終わったあとの達成感は別格!
しかもそのあと当分は、
スッキリキレイになったお部屋で過ごせるわけですから、
リターンは充分です。
「あぁ、部屋汚いなぁ。
そろそろ片付けないと…
でもなぁ…」
といった何とも言えない気持ちになる必要もなくなります。
もし途中で心が挫けそうになったら、
そんなことを考えながら頑張ってみて下さい。
それではキレイなお部屋になることを祈って…(^^)/