地球温暖化が進むにつれ、冷房への依存度がアップ!
その結果、クーラー病(冷房病)対策の重要性もアップ!
そんな傾向がある現代日本。
自宅なら冷房(クーラー)の設定を変えれば良い話なのですが、
職場や外出先だとそうはいきません。
自宅でも暑がりな家族や同居人がいる場合は、
室温を上げられないケースもあるでしょう。
この記事では、
「クーラー病になりづらいエアコン(クーラー)の設定」だけなく、
「強冷房を避けられない環境での対策」も解説していきます。
クーラー病になりづらいエアコンの設定は?
一番、重要なのはやはり温度設定。
28℃以上が望ましいですが、
「28℃…それはさすがに暑い」という方が多いですよね。
その場合、もう少し下げても仕方ありませんが、
低くても25℃くらい、外気温との差は5℃以内に保ちたいところです。
また風向きは自動スイング(一方向に固定せず動く)や、
自分に直接当たらない方向に設定しましょう。
クーラー病への対策!冷えた部屋での過ごし方編
「職場の冷房が効きすぎている!
私としては28℃くらいにしたいが、上司が暑がりで…」
なんていうのはよく聞く話です。
設定温度や風力を自由に調整出来ない環境なら、
自分やその周辺のみを調整するしかありません。
★まずは服装を見直す
長袖の羽織(カーディガンや前開きパーカーなど)を用意しておくのは基本中の基本。
服装の規定がゆるい職場なら、
首にストールを巻く、分厚い靴下を履く、ひざ掛けや肩掛けも使用する…といった、
他の冷房対策も合わせて行うと良いでしょう。
★体が感じる外気との温度差を少なくする
冷房が効いた室内と外気との温度差も、
クーラー病になる原因の1つです。
以下の2点に気を付けるだけでも、ある程度効果はあります。
・冷房が効いた室内で過ごすときは上着を羽織り、
外に出るときは脱ぐ。
・外から室内に戻るとき、
汗を掻いているならしっかり拭く
(冷房で汗が冷えて体温が急速に下がるのを予防)。
紫外線対策で外へも上着を着ていく場合もあると思いますが、
「外用の上着は薄手、室内用のものは暖かいものを選ぶ」
「室内ではブランケットと併用する」
★乾燥防止にデスク用ミニ加湿器
クーラー病というと、
冷えのほうばかりが注目されがちですが、
冷風による空気の乾燥もバカには出来ません。
デスク仕事が中心なら、
こういった小さなUSB加湿器を使うのも良いでしょう。
自分の席周辺だけを加湿することが出来ます。
★冷たくない飲み物を摂る
乾燥から喉を守るために、
小まめに飲み物を補給するのもオススメです。
このときコールドドリンクを飲むと、
余計に体を冷やしますから、常温~温かい飲み物がオススメです。
ただ飲み過ぎると、今度はお手洗いが近くなってしまいます。
排尿は体温低下につながるため飲みすぎも禁物です。
(外気に触れるのはもちろん、体内で温まった尿を排出するため、
体温が外に流れ出てしまう)
特に寒い職場での仕事中、
人気が高いホットコーヒーはカフェインの影響もあって、
かなりお手洗いに行きたくなりがちです。
白湯やルイボスティーなどのノンカフェイン飲料を、
少しずつ喉を潤す程度に飲むことをおすすめします。
★可能なら直接風が当たらないところへ
直接、冷風に当たるのと当たらないのでは、
体の冷え方も乾燥の仕方も全く変わってきます。
職場や学校、塾などであれば、
席の移動を願い出てみるのも良いでしょう。
前編はここまで!後編では…
後編では、クーラー病対策のなかでも、日頃の改善点を中心にお伝えしていきます。。
冷房の効いた職場から帰ってきた自宅での過ごし方や、
食事、生活習慣についてなど詳しく解説していきますので、
合わせてご覧ください。
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