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寒椿と山茶花の違いは?プロでも判別が難しいって本当?

寒椿と山茶花って、どう違うの?

寒椿と山茶花って、
本当によく似ていますよね。

写真を見てみても、
こっちが寒椿で

引用:http://www.hana300.com/kantbk1.html

引用:http://www.hana300.com/kantbk1.html

こっちが山茶花。

引用:http://www.hana300.com/sazank4.html

引用:http://www.hana300.com/sazank4.html

うーん、そっくりです。

でも植物名が分けられているということは、
何か違いがあるはずですよね。

というわけで、

この記事では

「寒椿と山茶花の違い」
それに関連した情報を紹介していきます。

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一般に言われている寒椿と山茶花の違い

山茶花2

まずは一般的に言われている
寒椿と山茶花の違いをみていきましょう。

■寒椿は枝が横に伸びる。
そのため背丈が1メートル程度にしかならない。
山茶花はそれより背丈が高い。
(但し寒椿のなかでも
「獅子頭もしくは立寒椿と呼ばれる品種」は
例外的に背丈が伸びる。)

■山茶花の花びらが10枚程度なのに対し、
寒椿は14枚以上あるものが多い。
(ただし花びらの多い
山茶花の園芸種もある。)

■山茶花には花びらが
シワシワになるものが多いが、
寒椿はあまりシワシワにならない。

うぅむ、何だか例外もあるので、
参考程度の違い…という感じですね。

普通の椿と山茶花であれば、
散り方に判りやすい違いがあるのですが、

(椿は花ごとポトリと落ちるが、
山茶花は花びらが1枚ずつ散る。)

寒椿は散り方まで、
山茶花と同じです。

このため

「この2つの種類を
ハッキリ分けるのは困難」

「どちらも同時期に
華やかな花を咲かせるので、
同じものとして扱っている」

という方は専門家でも珍しくないようです。

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寒椿には2つの種類がある!?

なんでこの2つは
こんなに区別が付きづらいのか!?

これには
ちょっとした事情があります。

まずは「寒椿」自体の
定義が曖昧であること。

そもそも寒椿には
2つの種類があると考えられています。

1つ目は
山茶花の品種としての寒椿

2つ目は
中国原産(とされている)の純粋な寒椿です。

1つ目の場合、
学名も「カメリア・サザンクワ」で、
山茶花と同じです。
そのため山茶花の品種のなかでの
「カンツバキ系」として扱われます。

またカンツバキ系のなかにも
非常に多くの品種がありますが、
普通の山茶花よりは
やや遅い時期に咲くものがほとんどです。
(11~12月が最盛期)

有名どころだと「勘次郎」
こちらのグループになります。

それに対し2つ目の種類は
「カメリア・ヒエマリス」という
また別の学名を持っています。

開花時期も1つ目の種類とは異なり、
12~2月と更に遅めです。

何故、寒椿の分類が
こんなにややこしいことになっているのか?ですが、

もともと
「寒椿は山茶花の園芸種」と
考えられていたのに、
昭和末期、
中国で野生の寒椿が発見されたからだそうです。

上記の経緯から2つ目の種類は
中国が原産だといわれています。

ただ本当に中国が原産か?
については、
ハッキリとした根拠がなく、
異説もあるため、なんとも言えません。

何はともあれ、
こうした背景をみると、

「寒椿と山茶花との違いが
イマイチはっきりしない」

のも無理ありませんね。

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結論「正直はっきり分けられない」

寒椿?

現在、寒椿も山茶花も
「ツバキ科ツバキ属」に分類されており
それぞれ多くの園芸種が出ています。

また椿の種類自体も非常に多く、
国内だけでも500種類以上
なかには
「山茶花のように1枚ずつ花びらが散る椿」もある始末…。

寒椿の扱いがハッキリとしておらず、
それぞれの品種がどんどん増えていく今、

寒椿と山茶花のみならず、
椿との違いも
どんどん分かりづらくなっているようです。

このため椿なのか?寒椿なのか?
それとも山茶花なのか?

にはあまりこだわらずに、

「勘次郎」や「獅子頭」といった
もっと細かい品種単位
見ていくほうが良いかも知れません。

大本の分類は同じだし、
ハッキリとした違いがないものを、
無理に分ける必要も感じませんからね。

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